「〜ようになる・〜ようにする」の使い方と違い【N3文法・変化と意志】
2026年5月7日|⏱ 約5分で読めます|👁 4
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「〜ようになる」と「〜ようにする」はどちらも「ようにする/なる」という形を使いますが、意味が大きく異なります。「なる」は変化、「する」は意志という基本を押さえれば、使い分けがスムーズになります。
📌 接続の仕方
| 形式 | 接続 | 意味 |
|---|---|---|
| 〜ようになる | 動詞辞書形 / ない形 + ようになる | 変化(自然な変化) |
| 〜ようにする | 動詞辞書形 / ない形 + ようにする | 意志・努力(自分でコントロール) |
| 〜ようにしている | 動詞辞書形 / ない形 + ようにしている | 習慣的な努力・心がけ |
📖 ① 〜ようになる:自然な変化・状態の変化
以前はできなかった・しなかったことが、時間をかけて変化した結果、できるようになった・するようになったことを表します。話し手の意志は関係なく、自然な変化を強調します。
💡 ポイント:「以前は〜できなかった → 今は〜できる」という変化
例文
- 📝 日本語を勉強して、漢字が読めるようになった。
(以前:読めなかった → 今:読める) - 📝 毎日練習して、ギターが弾けるようになりました。
(練習の積み重ねで弾けるようになった) - 📝 子供が野菜を食べるようになった。
(以前は食べなかったが、今は食べる) - 📝 最近、早起きできるようになった。
(自然に体が慣れてきた)
否定形(〜ないようになる)
- 📝 薬を飲んで、痛みを感じないようになった。
(痛みがなくなった状態への変化) - 📝 忙しくなって、友達に連絡しないようになった。
(しなくなったという変化)
📖 ② 〜ようにする:意志・努力
自分の意志で「〜するよう意識的に努力する・心がける」ことを表します。変化ではなく、これからの行動に対する意志・決意を示します。
💡 ポイント:「〜しようと意識して行動する」という意志・努力
例文
- 📝 毎朝、野菜を食べるようにしている。
(習慣として意識的に食べるようにしている) - 📝 これからは、遅刻しないようにします。
(遅刻しないよう気をつける決意) - 📝 健康のために、毎日歩くようにしている。
(意識的に歩くことを心がけている) - 📝 寝る前にスマホを見ないようにしている。
(意識的にやめようとしている)
⚠️ 「ようになる」vs「ようにする」の使い分け
| 比較 | ようになる | ようにする |
|---|---|---|
| 主体 | 自分・他者・物事 | 主に自分(意志あり) |
| ニュアンス | 自然な変化の結果 | 意識的な努力・心がけ |
| 時制 | 過去・変化後の現在 | 現在・未来の行動 |
| 例 | 話せるようになった | 話すようにしている |
❌ 毎朝、野菜を食べるようになっている。(習慣的努力には×)
✅ 毎朝、野菜を食べるようにしている。(意識的な習慣)
❌ 練習して、ギターが弾くようにした。(自然な変化には×)
✅ 練習して、ギターが弾けるようになった。(能力の変化)
📝 練習問題
問1 ( )に「ようになった」または「ようにしている」を入れてください。
① 日本に来てから、お箸が使える( )。
② 体のために、毎日水を2リットル飲む( )。
✅ 答えを見る
① ようになった(日本に来た結果、能力が変化した)
② ようにしている(健康のために意識的に努力している習慣)
問2 正しいものを選んでください。
最近、運動不足が気になって( )。
- 毎日走るようになっている
- 毎日走るようにしている
- 毎日走るようになる
- 毎日走るようにした
答えを見る
正解:B(ようにしている)
「気になって→意識的に走ることを心がけている」という意志的な習慣。現在継続中なので「〜ようにしている」。
問3 ( )に入る最も自然なものを選んでください。
子供のころは辛い食べ物が苦手だったが、大人になって( )。
- 食べるようにした
- 食べるようになった
- 食べるようにしている
- 食べるようになっている
答えを見る
正解:B(食べるようになった)
「子供→大人」という時間経過での自然な変化。好みが変わったという変化には「ようになった」。
📌 まとめ
- ようになる:以前できなかった/しなかった→今はできる/する(自然な変化)
- ようにする:〜しようと意識的に努力する(意志・決意)
- ようにしている:継続的に心がけている習慣(現在進行の努力)
📋 解答欄
問1
問2