JLPT N2 模擬試験【語彙問題20問】解説付き|頻出単語で実力チェック
📝 JLPT N2 語彙模擬試験(20問)
本番と同じ形式で実力を確認しましょう。( )に入る最もよいものを1〜4から一つ選んでください。
第1問〜第5問:文脈規定(文脈から語を選ぶ)
彼の発言は事実とは( )しており、信頼性に疑問がある。
1.疑問 2.衝突 3.矛盾 4.混乱
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答え:3(矛盾)
矛盾(むじゅん):話・行動などに一貫性がなく、つじつまが合わない状態。「〜と矛盾する」の形でよく使う。
類語:食い違う・相容れない
例:彼の言動は矛盾している。
このプロジェクトの( )を明確にしないと、全員が違う方向に進んでしまう。
1.方針 2.方向 3.方法 4.方式
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答え:1(方針)
方針(ほうしん):組織・団体が目標達成に向けて定めた基本的な進め方・指針。「基本方針」「経営方針」などでよく使う。
「方向」は方向性・向き。「方法」はやり方。「方式」はシステム・形式。
会議でいくつかの問題点が( )された。次回までに対策を考えよう。
1.提示 2.提案 3.指示 4.指摘
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答え:4(指摘)
指摘(してき):問題点・誤りなどを具体的に示して指し示すこと。「問題点を指摘する」の形が頻出。
「提示」はものを示すこと。「提案」はアイデアを出すこと。「指示」は命令・指図。
彼女は努力家で、どんな困難にも( )することなく挑戦し続けた。
1.諦念 2.妥協 3.挫折 4.屈服
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答え:2(妥協)
妥協(だきょう):自分の主張・理想を曲げて折り合いをつけること。「妥協することなく」=一切妥協せずに。
「挫折」は途中でくじけること(本文の意味と逆)。「屈服」は相手に従うこと。
新しい制度の( )には時間がかかるが、長期的にはメリットが大きい。
1.導入 2.誘導 3.指導 4.引導
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答え:1(導入)
導入(どうにゅう):新しいものを取り入れること。「システム導入」「AI導入」など実務・ニュースで頻出。
「誘導」は誘い導くこと。「指導」はコーチング・教育。
第6問〜第10問:言い換え類義(同じ意味の語を選ぶ)
この計画はあいまいな点が多く、実行が難しい。
下線部と近い意味のことばを選んでください。
1.曖昧な 2.複雑な 3.不明確な 4.困難な
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答え:3(不明確な)
「あいまい(曖昧)」=はっきりしない・不明確。「不明確」が最も近い意味。
「複雑」は構造が入り組んでいること。「困難」は難しいこと。
社長は自分の意見を押しつけず、部下の話をよく聞く。
下線部と近い意味のことばを選んでください。
1.主張せず 2.発言せず 3.命令せず 4.強制せず
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答え:4(強制せず)
「押しつける」=相手の意志に関係なく自分の考えを無理に従わせること。「強制する」が最も近い意味。
例:自分の価値観を押しつけてはいけない。
その提案は見送られ、次回の会議で再検討することになった。
下線部と近い意味のことばを選んでください。
1.却下され 2.延期され 3.承認され 4.無視され
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答え:2(延期され)
「見送る」=今回は実施しないで先に延ばす(今回は見合わせる)。完全な却下ではなく「今回は見送り」=次回再検討の可能性あり。
「却下」は完全否定。この文脈では「次回再検討」から延期が正解。
彼は非常に几帳面で、書類の整理がいつも完璧だ。
下線部と近い意味のことばを選んでください。
1.きちんとしている 2.細かい 3.正確な 4.丁寧な
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答え:1(きちんとしている)
「几帳面(きちょうめん)」=細かいことにも注意を払い、整理整頓・規律を守る性格。「きちんとしている」が最も近い。
例:几帳面な人はノートがとても見やすい。
この作業は非常に煩雑で、慣れるまでに時間がかかる。
下線部と近い意味のことばを選んでください。
1.単純 2.難しい 3.複雑で面倒 4.危険
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答え:3(複雑で面倒)
「煩雑(はんざつ)」=物事が複雑に絡み合っていてわずらわしい状態。「煩雑な手続き」「煩雑な業務」などでよく使う。
例:煩雑な手続きを簡略化する。
第11問〜第15問:用法(語の使い方)
「把握」の使い方として正しいものを選んでください。
1.物を把握する 2.状況を把握する 3.人を把握する 4.感情を把握する
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答え:2(状況を把握する)
「把握(はあく)」=物事の内容・状況を正確に理解・掌握すること。「状況を把握する」「全体像を把握する」「現状把握」などが自然な使い方。
「物を把握する」は物理的に「つかむ」の意味になり不自然。
「配慮」の使い方として正しいものを選んでください。
1.事故に配慮した 2.成功に配慮する 3.勝利を配慮する 4.環境に配慮した設計
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答え:4(環境に配慮した設計)
「配慮(はいりょ)」=相手や状況に気を配ること・思いやりを持って対応すること。「〜に配慮する」の形で使う。
例:高齢者に配慮したデザイン。プライバシーに配慮する。
「懸念」の使い方として正しいものを選んでください。
1.将来の懸念 2.懸念が解消される 3.懸念を楽しむ 4.懸念が増える
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答え:2(懸念が解消される)
「懸念(けねん)」=将来に対する不安・心配。「懸念される」「懸念を示す」「懸念が払拭される」「懸念が解消される」の形がよく使われる。
「懸念が増える」は文法的には可能だが、「懸念を楽しむ」は意味的に不自然。
「促進」の使い方として正しいものを選んでください。
1.経済成長を促進する 2.失敗を促進する 3.事故を促進する 4.病気を促進する
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答え:1(経済成長を促進する)
「促進(そくしん)」=物事がよりスムーズに・速く進むように働きかけること。プラスの意味で使う。「失敗を促進する」などは不自然(マイナスには「助長する」を使う)。
例:健康促進、理解促進、観光促進。
「貢献」の使い方として正しいものを選んでください。
1.自分に貢献する 2.利益を貢献する 3.社会に貢献する 4.問題を貢献する
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答え:3(社会に貢献する)
「貢献(こうけん)」=役に立つことをして助けること。「〜に貢献する」の形で使う。必ず外部(社会・組織・他者)に対して使う。
例:地域社会への貢献、科学の発展に貢献する。
第16問〜第20問:複合語・慣用句
「手を( )」=仕事や事業を始める・新しい分野に進出する
1.出す 2.入れる 3.広げる 4.伸ばす
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答え:1(出す)
「手を出す」=新しいことを始める・関わり始める(良い意味・悪い意味両方)。
例:新事業に手を出す。危ない取引に手を出してはいけない。
「手を広げる」は「範囲を広げる」。
「( )をつける」=区別する・分けて考える
1.さかいめ 2.はっきり 3.わけ 4.けじめ
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答え:4(けじめ)
「けじめをつける」=公私・善悪・責任などをはっきり区別する。責任を取ること・けりをつけることにも使う。
例:仕事とプライベートにけじめをつける。
「( )が高い」=評判が良い・人気がある
1.評価 2.評判 3.人気 4.名声
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答え:2(評判)
「評判が高い」=世間での評価が高い・よく知られている。「評判がいい」「評判が悪い」などにも使う。
「人気が高い」「評価が高い」も正しいが、「〜が高い」の形で最も自然なのは「評判が高い」。
「目( )になる」=物事に夢中になる・激しく取り組む
1.がない 2.まで 3.の色 4.が変わる
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答え:3(目の色になる)
「目の色が変わる」または「目の色になる」=真剣になる・態度が急に変わる・夢中になる。
例:お金の話になると目の色が変わる。
文脈によっては「血眼(ちまなこ)になる」(血眼で探す)も類似表現。
「一( )おける」=他より優れている・一歩先を行く
1.段 2.味 3.枚 4.歩
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答え:4(一歩おける)
「一歩おける(一歩置ける)」→ 正確には「一歩(いっぽ)リードする」「一枚上手(いちまいうわて)」が慣用句。「一味違う」も関連表現。N2では「一枚上手」=相手より一段上の技量・知恵があることを問うことが多い。
📊 採点・レベルチェック
N2語彙で差がつくのは「類義語の使い分け」と「慣用句・複合語」。単語の意味だけでなく、「どんな文脈で使うか」「どんな名詞・動詞と組み合わせるか」(コロケーション)まで覚えることが合格への近道です。