JLPT N3 模擬問題⑤:語彙・文法20問【解説付き】

JLPT N3 模擬問題⑤:語彙・文法20問【解説付き】

2026年5月16日|約10分で読めます|👁 2
この記事をシェア𝕏 PostLINEFacebook
💡 選択肢をクリックすると解答欄に反映されます。全問選択後、ページ下部の「採点する」ボタンで結果を確認できます。

N3レベルの語彙・文法問題20問。制限時間の目安は20分。第10回テーマ:「変化・継続・可能性の表現」。

📝 語彙問題(問1〜問8)

問1 ( )に入る最も適切な言葉を選んでください。

彼は最近、( )が上がってきたようだ。

  1. 実力
  2. 力量
  3. 技術
  4. 能力
答えを見る

正解:A(実力)
「実力が上がる」は能力・腕前が伸びたという自然な表現。「力量」「技術」「能力」も似た意味ですが、「実力が上がる」がこの文脈で最も自然です。

問2 ( )に入る最も適切な言葉を選んでください。

この町は10年で大きく( )した。

  1. 変化
  2. 変更
  3. 変換
  4. 交代
答えを見る

正解:A(変化)
「変化する」は状態・様子が自然に変わること。「変更」は意図的に変えること、「変換」は形式を変えること、「交代」は人が入れ替わること。

問3 下線の言葉と意味が最も近いものを選んでください。

「寒さがだんだん和らいできた。」

  1. 急に
  2. 徐々に
  3. すぐに
  4. もうすぐ
答えを見る

正解:B(徐々に)
「だんだん」は「少しずつ・徐々に」という意味の副詞。「急に」は突然の変化、「すぐに」は時間が短い変化を表すので不正解。

問4 ( )に入る最も適切な言葉を選んでください。

毎日練習を続けることで( )力がついてきた。

  1. 着実に
  2. 急激に
  3. 必ず
  4. たちまち
答えを見る

正解:A(着実に)
「着実に力がつく」は「確実に・少しずつ確かに上達する」という表現。「急激に」は急速すぎ、「必ず」は副詞として不自然、「たちまち」は即時性を示し文脈に合いません。

問5 下線の言葉の使い方として正しいものを選んでください。

めきめき

  1. 彼はめきめき上達している。
  2. 空がめきめき青くなった。
  3. 時間がめきめき過ぎていった。
  4. 彼女はめきめき悲しそうだ。
答えを見る

正解:A
「めきめき」は能力・技術が目に見えて急速に伸びる様子を表す副詞。「めきめき上達する・成長する・伸びる」のように技術・能力の向上に使います。

問6 ( )に入る最も適切な言葉を選んでください。

彼女の日本語は( )上手になっている。

  1. どんどん
  2. たくさん
  3. いろいろ
  4. かなり
答えを見る

正解:A(どんどん)
「どんどん上手になっている」は「急速に・次々と上達している」様子を表す。「たくさん」「いろいろ」は変化の程度を表す副詞ではありません。「かなり」は程度を示しますが変化の継続を表せません。

問7 ( )に入る最も適切な言葉を選んでください。

努力した( )で、試験に合格できた。

  1. おかげ
  2. せい
  3. ため
  4. わけ
答えを見る

正解:A(おかげ)
「〜のおかげで」はプラスの結果をもたらした原因・理由を表します。「〜のせいで」はマイナスの結果、「〜のため」は目的や中立的な原因、「〜のわけ」は理由・根拠を示します。

問8 下線の言葉の読み方として正しいものを選んでください。

「時間の経過とともに傷が癒えた。」

  1. けいか
  2. けいご
  3. きょうか
  4. けっか
答えを見る

正解:A(けいか)
「経過」は「けいか」と読み、時間が過ぎていくことや、状態の推移を表します。「経緯(けいい)」「結果(けっか)」と混同しないよう注意。

📝 文法問題(問9〜問16)

問9 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

毎日練習した( )、だいぶ上手になった。

  1. おかげで
  2. せいで
  3. くせに
  4. ものの
答えを見る

正解:A(おかげで)
「練習したおかげで上手になった」はプラスの結果の原因を表す「〜のおかげで」が正しい。「せいで」はマイナス結果、「くせに」は不満・非難、「ものの」は逆接を表します。

問10 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

彼は3年間( )日本語を学び続けている。

  1. にわたって
  2. をもって
  3. において
  4. に対して
答えを見る

正解:A(にわたって)
「3年間にわたって」は「3年という期間全体を通じて」という継続・広がりを表します。「をもって」は手段・終了点、「において」は場所・状況、「に対して」は対象を示します。

問11 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

日本に来てから、日本語が話せる( )なってきた。

  1. ように
  2. ために
  3. からに
  4. だけに
答えを見る

正解:A(ように)
「話せるようになってきた」は「できなかった状態からできる状態への変化」を表す「〜ようになる」の形。能力・状況の変化に使います。

問12 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

もっと早く始めて( )よかった。

  1. いれば
  2. いたら
  3. いると
  4. いるなら
答えを見る

正解:A(いれば)
「〜ていればよかった」は過去の行動に対する後悔を表す表現。「もっと早く始めていればよかった」=早く始めなかったことへの後悔。「〜たらよかった」も使えますが、「〜ていれば」がより自然です。

問13 次の文の★に入る最も適切なものを選んでください。

「私はもっと__ __ ★ __ なりたい。」(A.ように B.日本語が C.話せる D.上手に)

  1. B→C→A→D
  2. D→B→C→A
  3. B→D→C→A
  4. C→B→A→D
答えを見る

正解:B(D→B→C→A)
「私はもっと 上手に 日本語が 話せる ように なりたい。」★はC「話せる」。「〜ようになりたい」の前に「話せる(可能形)」、さらにその前に「日本語が」「上手に」と続けます。

問14 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

毎日少しずつ勉強する( )が大切だ。

  1. こと
  2. もの
  3. ため
  4. よう
答えを見る

正解:A(こと)
「〜することが大切だ」は動詞を名詞化して主語にする「〜こと」の用法。「もの」は物・習慣の一般論、「ため」は目的や原因、「よう」は様態・目標を表します。

問15 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

5年間( )書き続けた日記が、ついに本になった。

  1. にわたり
  2. をもって
  3. において
  4. にかけて
答えを見る

正解:A(にわたり)
「5年間にわたり」は「5年という期間全体を通じて」という継続を強調する表現。「にわたる」=期間・範囲が及ぶ。「にかけて」は起点から終点への範囲を示しますが、単独の期間名詞には「にわたり」が自然です。

問16 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

努力( )、必ず結果はついてくる。

  1. しさえすれば
  2. してさえあれば
  3. しさえしたら
  4. しさえすると
答えを見る

正解:A(しさえすれば)
「〜しさえすれば」は「〜するだけで十分・〜することが唯一の条件」という意味。「努力しさえすれば結果がついてくる」=努力することだけが必要条件。「〜さえ〜ば」は強調の条件形。

📝 総合問題(問17〜問20)

問17 次の文の意味として最も適切なものを選んでください。

「七転び八起き」

  1. 七回失敗したら諦めるべきだ
  2. 何度失敗しても立ち上がり続けることの大切さ
  3. 転ぶことで体が鍛えられる
  4. 運が悪い人のこと
答えを見る

正解:B
「七転び八起き(ななころびやおき)」は「何度転んでも(失敗しても)その度に立ち上がる」という意味のことわざ。粘り強さ・不屈の精神を表します。英語の "Fall seven times, stand up eight" に相当します。

問18 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

子供は日々成長する( )、親はなかなか目が離せない。

  1. から
  2. ので
  3. ものだから
  4. ために
答えを見る

正解:B(ので)
「成長するので目が離せない」は客観的な理由を述べる「〜ので」が最も自然。「から」も使えますが口語的でやや主観的。「ものだから」は言い訳・弁解のニュアンス、「ために」はこの文では「目的」の意味になり不自然です。

問19 次の文の★に入る最も適切なものを選んでください。

「彼は練習を__ __ ★ __ うまくなった。」(A.重ねた B.おかげで C.どんどん D.)

  1. A→B→C の順、★=C「どんどん」
  2. C→A→B の順、★=A「重ねた」
  3. B→C→A の順、★=A「重ねた」
  4. C→B→A の順、★=B「おかげで」
答えを見る

正解:A(A→B→C、★=C「どんどん」)
「彼は練習を 重ねた おかげで どんどん うまくなった。」★はC「どんどん」。「練習を重ねる」=練習を積み重ねる、「おかげで」=プラスの結果の原因、「どんどん」=急速に、という流れ。

問20 ( )に入る最も適切なものを選んでください。

この店のパンは毎朝食べても( )ない。

  1. 飽き
  2. 古く
  3. 変わら
  4. 足り
答えを見る

正解:A(飽き)
「毎朝食べても飽きない」は「何度食べても嫌にならない・ずっと好きでいられる」という表現。「飽きる(あきる)」の連用形「飽き」+「ない」の形。繰り返しても飽きを感じないことを表します。


✍️ 結果の目安

  • 18〜20問正解:N3合格レベル!
  • 14〜17問正解:あと少し!弱点を復習しよう
  • 10〜13問正解:基礎から見直しが必要
  • 9問以下:N4レベルの文法・語彙から復習を

👉 ← 第9回に戻る第1回から始める →

📋 解答欄
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
問9
問10
問11
問12
問13
問14
問15
問16
問17
問18
問19
問20
前の記事「〜ことになる・〜ことにする」決定と意志の違いを例文で解説【N3文法】