「〜はずだ・〜はずがない・〜はずだった」確信と否定の表現を例文で解説【N3文法】
2026年5月8日|⏱ 約4分で読めます|👁 2
「〜はずだ」「〜はずがない」「〜はずだった」
「はずだ」は話し手が「当然〜だ」「〜のはずだ」と確信を持って述べるときに使うN3レベルの重要文法です。
① 〜はずだ(論理的な確信)
意味:根拠・理由があって「当然〜だ」「〜のはずだ」と確信する。
接続:
- 動詞・い形容詞の普通形 + はずだ
- な形容詞語幹 + な + はずだ
- 名詞 + の + はずだ
| 品詞 | 接続例 |
|---|---|
| 動詞 | 来るはずだ / 来たはずだ |
| い形容詞 | 難しいはずだ |
| な形容詞 | 静かなはずだ |
| 名詞 | 先生のはずだ |
例文:
- 彼女は5時に出発したから、もう着いているはずだ。
- 毎日練習しているのだから、上手になるはずです。
- このボタンを押せば、ドアが開くはずです。
ポイント:「〜だから〜はずだ」のように、根拠があって当然そうなるという確信を表します。
② 〜はずがない(否定の確信)
意味:根拠があって「絶対〜ではない」「〜のはずはない」と強く否定する。
接続:〜はずだ と同じ接続形 + はずがない(または はずはない)
例文:
- 彼は毎日勉強しているから、試験に落ちるはずがない。
- あんなやさしい人が怒るはずがない。
- 彼女はもう知っているはずがない。まだ誰にも話していないから。
ポイント:「〜はずがない」は「あり得ない」「絶対そんなことはない」という強い否定です。
③ 〜はずだった(予定・期待が外れた)
意味:「〜のはずだったが、実際はそうならなかった」という失望・後悔を表す。
接続:動詞辞書形 + はずだった
例文:
- 今日は晴れるはずだったのに、雨が降った。
- 3時に終わるはずだったが、会議が長引いた。
- もっと早く来るはずだったのに。
ポイント:「のに」と組み合わせて、「〜はずだったのに(残念)」という表現がよく使われます。
〜はずだ vs 〜べきだ vs 〜はずがない
| 表現 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 〜はずだ | 論理的に当然〜だ | 確信・根拠あり |
| 〜べきだ | 〜すべきだ(義務・当然) | 道義的・社会的義務 |
| 〜はずがない | 絶対〜ではない | 強い否定・あり得ない |
練習問題
問題1:( )に入る最も適切なものを選んでください。
彼は10年以上日本語を勉強しているから、とても上手な( )。
① はずがない ② はずだ ③ はずだった
答え:② はずだ
「10年以上勉強している」という根拠から「上手なはずだ」という論理的な確信。
問題2:( )に入る最も適切なものを選んでください。
あの人は先週日本に来たばかりだ。日本語が話せる( )。
① はずだ ② はずがない ③ はずだった
答え:② はずがない
「先週来たばかり」という根拠から「話せるはずがない(あり得ない)」という否定の確信。
問題3:( )に入る最も適切なものを選んでください。
今日は5時に終わる( )のに、7時になっても仕事が続いている。
① はずがない ② はずだった ③ はずだ
答え:② はずだった
「5時に終わるはずだったのに、実際は終わらなかった」という予定外れの状況。